猛暑日に限って急にエアコンが止まってしまった時の対処法

真夏の猛暑日の昼間、暑くなってきたのでエアコンをつけたのになぜかなかなか部屋が涼しくならず、気がついたらエアコンが止まってしまっていた・・・。

室外機を見に行くと、エアコンの室外機も動いていない・・・。

よくよくエアコンを観察してみると、室内機のランプが点滅(エラー表示)していて、取扱説明書を読んでみると「圧縮機のセンサーエラー」ということ。

こんな時期にエアコンが故障するなんて・・・。

エアコンを取り替えてもらうには何日も時間がかかるし、その間、エアコンが使えないなんて耐えられない。

今回は、そんな圧縮機のセンサー異常のエラーでエアコンが止まってしまった時の対処法についてお話していきます。

圧縮機のセンサー異常とはどういうエラーなのか?

対処法の前に、まずは圧縮機のセンサー異常とは一体どいういうことなのかということについて学んでいきましょう。

圧縮機とは、冷媒と呼ばれる流体を圧縮する機械のことで、室外機の中に設置されています。

エアコンの吐出温度センサー

この圧縮機は、冷媒を圧縮する時(エアコン作動時)に熱を発し、圧縮機はどんどん加熱され、圧縮機本体はどんどん熱くなっていきます。

通常であれば、圧縮機はある周期で強弱をつけながら回転するため、圧縮機本体の温度はある一定の温度で安定するのですが、真夏の猛暑日など、外気温が高く、かつ冷房負荷が大きい(室温が高い、パワフル運転など)場合、圧縮機がフル稼働し続けることがあります。

圧縮機は本体があまりにも高温になってしまったばあい故障してしまいますので、圧縮機には温度センサーが付けられていて、その温度センサーがある一定の温度異常になると、エアコンの運転を停止させて圧縮機の故障を防ぐように設計されています。

つまり、今回の圧縮機のセンサー異常とは、外気温が高く、かつ室内側の負荷が大きいことが原因であることを知っておきましょう。

圧縮機のセンサー異常のエラーを回避する方法

先ほどお話したとおり、圧縮機のセンサー異常は外気温が高いこと、または室内側の冷房負荷が大きいことにより、圧縮機本体の温度が高くなってしまっていることが原因であることが分かってきました。

そのことを逆に考えると、圧縮機温度を下げるためには、外気温を下げるか、室内側の冷房負荷を小さくすればよさそうですよね?

ただ、外気温を下げるというのは、夜になるまでエアコンを付けるのを待てということになるので、即却下。

今、止まっているエアコンを前にしているあなたが自分で出来ることといえば、室内側の冷房負荷を下げる、つまり、意図的にエアコンを弱く運転させることです。

具体的には、まずはエラーを解消するためにエアコンのコンセントを抜き差しして、エアコンのエラー表示を消してしまいます。

次に、エアコンの設定温度を室温より1~2度低め(例えば、室温が32℃なら、設定温度を30度にする)に設定して、圧縮機がそんなにがんばらなくてもいいようにしてあげましょう。

その後、エアコンを作動させてから30~45分ほどしたら、そこから更に1~2℃づつ温度を下げ、目標の室温になるまでそれを繰り返してください。

そのように設定温度を徐々に下げていくことで室外側の冷房負荷を減らし、圧縮機の温度上昇を抑えることができます。

その結果、圧縮機のセンサー異常は検出されなくなり、真夏の猛暑日でもエアコンが止まることなく動作し続けるようになると思います。

最後に一言

今回は、猛暑日に限って急にエアコンが止まってしまった時の対処法についてお話しました。

本来であれば、真夏の猛暑日こそ、エアコンはエラーなく作動してほしいものなのですが、あまりにも暑すぎる場合、圧縮機がフル稼働し続けて加熱され、圧縮機本体の温度が高くなりすぎて壊れてしまいます。

だからと言って、圧縮機を保護するために猛暑日は弱運転をするような圧縮機にやさしい設定のエアコンを出荷してしまうと、「一番冷えてほしい猛暑日に、エアコンが冷えない!!」というようなクレームが出てしまいます。

ですから、メーカーはきわどい設定(圧縮機のセンサー異常が出ず、かつ猛暑日でもなるべくフル運転できるような設定)を選択せざる得なくなり、その結果、個体差によって、このように真夏の猛暑日に圧縮機センサー異常で止まってしまうエアコンが出てしまっているというわけです。

このような経緯を理解していれば、今回紹介したように設定温度を徐々に下げ、圧縮機をやさしく動かしてあげることで、エラーを回避することが出来ることがわかってきます。

もし猛暑日になって急にエアコンが止まってしまった場合は、この方法を試してみてはいかがでしょうか?

なお、この方法を試してみても圧縮機のセンサー異常が頻発する場合、圧縮機自体が故障している可能性がありますので、その場合は販売店に問い合わせてくださいね。

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