軽規格のボートトレーラーを中古で安く購入する方法

ボートトレーラーを中古で購入する際のポイント

まず始めに、ボートトレーラーを中古で購入する際のポイントについてお話していきます。

【ポイントその1】必ず書類付きの商品を選ぼう!

安く軽規格のボートトレーラー(ボートトレーラー)を購入しようと思った場合、ヤフオクなどで出品されている中古品を探すことが多いと思います。

ここで注意しなければならないことは、そこで出品されているものの中には、ボートトレーラーの登録関係の書類が有るものと無いものが混在しているということです。

ボートトレーラーの購入を検討している人の大半は、ボートトレーラーを引っ張って公道を走ろうと考えていることと思いますので、その場合、ボートトレーラーの車検を通す際に書類が必要になってきます。

逆に、書類が無しでも良い場合というのは、公道以外の場所、例えば私有地などで木や農作物を運んだりするためにカーゴトレーラーを使用する場合、ナンバーを取得したり、車検に通したりする必要がありませんので、書類は不必要となります。

ヤフオク等を見ていると、激安で出品されているボートトレーラーの多くは「書類無し」のものが多いので、ただ単に安いからと言ってそのような書類無しのものを落札してしまうと、後々自分ではナンバーの取得が出来なかったり、プロに頼んで書類を作成(約10万円)してもらわなければならなくなってしまったりします。

ですので、ボートトレーラーを中古で購入する場合は、「書類付き」のものを選ぶようにしておきましょう。

【ポイントその2】落札したボートトレーラーをどうやって引き取るか検討しておこう!

次に検討しておきたいことは、どうやって落札したボートトレーラーを引き取るかということです。

普通、ヤフオクなどで落札した商品は宅急便で送られてきますが、ボートトレーラーの場合、そう簡単にはいきません。

一番楽な方法は、出品者側で車検を通してもらい(費用は落札者負担が一般的)、トレーラーは業者に運搬を依頼して自宅まで運んでもらい(手配や費用負担は落札者が一般的)、書類の名義変更だけ自分で行う(陸運局にトレーラーを引っ張っていく必要なし、書類だけ持って行って変更可能)というパターンです。

ですが、この方法は事前に落札者に車検を通しておいてもらえるか確認を取る必要があったり、なにより業者に依頼するために数万円のお金が追加で必要になってしまうというデメリットがあります。

私の場合、とにかく安くトレーラーを購入したかったので、極力業者に依頼することは避け、以下のような流れに沿ってトレーラーの引取りから登録手続きまで自分の力でやっていくことにしました。

  1. ヤフオクでボートトレーラーを落札する
  2. 書類を送ってもらい陸運局で名義変更&自賠責保険への加入を行う
  3. 市役所で仮ナンバーを取得する(ナンバー無しのトレーラーを牽引するのは違法)
  4. 自分の車で落札したトレーラーを引き取りに行く
  5. 後日、再び陸運局に行き、ユーザー車検で車検に通す

私が落札したボートトレーラーは車検切れの状態(書類やナンバー有り、自動車税納付済)だったので、2のところで名義変更が必要(名義変更を確実に行ってほしいという出品者の希望)でしたが、落札したトレーラーが廃車の場合、新規登録とユーザー車検を同時に行っていく流れになると思います。

この流れであれば、必要最低限の費用負担でボートトレーラーを手に入れることが出来ると思いますので、参考にしてみてください。

ボートトレーラーの名義変更について

ボートトレーラーを落札した後、まずはじめにやったことは名義変更手続きでした。

というのも、今回私が落札したボートトレーラーは車検切れの状態(所有者は出品者の名義のまま、ナンバーや書類有り、自動車税納付済)でした。

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出品者の希望で名義変更が完了してからトレーラーを引き渡したいということだったので、事前に書類を送ってもらい、その書類を持って陸運局に行き、自分で名義変更手続きすることに。

その際に送ってもらった書類がこちら。

自動車検査証

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自動車税納付通知書

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委任状

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ナンバー

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その他に自分で準備しなければならないのは、

  • 新しく所有者となる人の住民票(市役所でもらえます)
  • 認印

です。

ちなみに、軽自動車の分類となるボートトレーラーは、普通車の場合に絶対必要となる車庫証明は、地域によって必要であるか、不要であるか分かれています。

届け出が必要な地域は、県庁所在地の市、人口10万人以上の市、東京や大阪の中心から30km圏内になる市などが対象です。

詳しくは、以下の全国軽自動車協会連合会のホームページで確認することができます。

以下にアクセスして、「軽自動車の車庫の届け出」をクリックしてください。

全国軽自動車協会連合会のホームページ

出典)軽自動車は車庫証明いらない(不要)?必要なら罰則や費用・必要書類は?|軽自動車専門情報サイト

私が住んでいるところは田舎なので、今回のボートトレーラーの名義変更に車庫証明はいりませんでした。

名義変更手続きの具体的な方法

ここまで準備が出来たら、これらの書類を持って近くの陸運局(今回は軽自動車なので、敷地内に併設されている軽自動車検査協会)に行き、名義変更の手続きを行っていきましょう。

【名義変更のSTEP1】軽自動車検査協会の総合受付に行く

軽自動車検査協会に到着したら、まず今回持ってきた以下の書類(先ほどお話したもの)を持って総合受付に行き、「ボートトレーラーの名義変更をしたいのですが、どのように手続きをしていけばいいのでしょうか?」と窓口の人に話しかけます。

すると、「今もっている書類を見せてもらえますか?」と言われるので、先ほど紹介した以下の書類を手渡します。

  • 自動車検査証(ボートトレーラーのもの、コピー)
  • 委任状(出品者の名前や住所、認印が押されたもの)
  • 自動車税納付通知書(出品者から渡されたもの)
  • 住民票(自分のもの)
  • 認印(自分のもの)

一通り書類に目を通すと、「この他に第一号、第五号の記入用紙と、自動車取得税自動車税申請書(報告書)が必要なので、建物内にある代書コーナーに行きそれらの用紙を購入してきてください。あと、ナンバーも返却しておいてください。」と言われました。

【名義変更のSTEP2】代書コーナーで用紙の購入&記入

早速、代書コーナーに行き、それらの用紙を購入(約50円)し、記入台にある記入例に従って以下のような感じで記入をしていきます。

軽第一号様式

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記入例に従って車検証に記載の車体番号や車両番号などを記入していき、下の左側には自分の住所と名前を書いて認印を押し、右側には出品者の名前と住所を記入します(出品者の認印は要不要)。

軽第五号様式

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軽第五様式の書類には、ボートトレーラーの車検証の備考欄に記載される「けんいん車」の型式を上記のように記入していきます。(私の場合は、窓口の人がササッと記入してくれました。)

というのも、トレーラーを公道でけんいんするためには、引っ張る側の車の車検証の備考欄にトレーラーを引っ張ることが出来るという証明(950登録と呼ばれるもの)を付けるか、または、トレーラーの車検証の備考欄にどの型式の車で牽引されるかということを記載しなければならないというルールがあります。

通常、トレーラを牽引する際に、どの車両で牽引できるか(特定の車両のことではなく、正しくはどの型式の車両で…)を被牽引車両(トレーラの側)に登録します。 そのため、トレーラを変えたり、追加したり、他人のトレーラを引く場合でも、トレーラの車検証に引く車を登録しなければなりません。 特に臨時で引く場合、面倒ですよね。

しかし、規制緩和により(H16/7/1~)、どういう被牽引車両(トレーラ)を牽引できるかを、牽引する車両に登録できるようになりました。 要するに、引く車の車検証に引けるトレーラの範囲を登録することになり、その範囲のトレーラなら何でも引けるようになるのです。「950登録」とも言います。 これにより、友人のトレーラを臨時に牽引することも可能になります。(登録されていないトレーラを牽引するのは違反なのを知らない人も多いようです。)

出典)[950登録] 連結検討(牽引車両に牽引可能範囲を登録する方法)|トモの航海日誌 別冊

先ほど、出品者から受け取ったトレーラーの車検証の備考欄を見てみるとわかりますが、何台かの車の型式が登録されており、ここに記載の型式の車であれば合法的にトレーラーを牽引することが出来ます。

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ここで間違えやすいのは、ボートトレーラーで名義変更するタイミングでボートトレーラーの車検証の備考欄にけん引車の追加登録をする場合、普通車サイズのトレーラーの場合に必要となる「連結検討書」は不要で、ボートトレーラーのけん引車登録に対する検討は軽自動車協会の方で行ってくれます。

最大の懸案と予想した、牽引車を追加のための「連結検討書」は協会側で対応。

引用)備忘録「名義変更(軽自動車)」|Tourist 旅人

1:連結検討

軽自動車検査協会へ行き、連結検討書について相談するとけん引車、トレーラの車検証のコピーを提出すると協会で連結検討、書類を作成してくれます.  検討書を自分で作成する必要はありません.

引用)バイク搬送用 フルトレーラー|Six Wheels Life

もしかしたら軽自動車検査協会の対応に地域差があったり、名義変更の手続きでは不要ですが廃車からの新規登録の場合は連結検討書が必要な場合もあるかもしれませんので、その点については事前に軽自動車協会に問い合わせておくと良いでしょう。

自動車取得税、自動車税申請書

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この書類は、記入例を見ながら、車検証に書かれている内容や自分や前所有者の人の名前や住所を記載していきましょう。

【名義変更のSTEP3】ナンバーの返却

書類の準備が出来たらナンバーの返却です。

ナンバーの返却は簡単で、ナンバー返却の窓口でナンバーを返却するだけです。

すると、このようなシールがもらえますので、車検証の右下の辺りに貼り付けます。

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【名義変更のSTEP4】書類の提出

ここまで書類が揃ったら、今度は「軽書類整備提出」という窓口に行き、これまで作成した書類一式を提出します。

書類を提出すると番号札を渡されますので、その札を持ったまましばらく待ちましょう。

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ちなみに、ボートトレーラーの名義変更では、先ほどお話した連結検討書の内容を軽自動車協会側でやってくれますので、それなりの時間が必要なようです。

自分より後に提出した人がどんどん書類を受け取っていくのに、自分の分がなかなか出来上がってこなくてあせりましたが、「30~45分ぐらいは待つ必要がある」と思って待っているといいと思います。

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この時点で新しくなった車検証の備考欄のところをよ~く見てみると、けん引車の型式がちゃんと追加記載されていました。

ボートトレーラーの名義変更におけるけん引車の追加記載に関しては、連結検討書は不要なこともあるということを頭の片隅においといてもらうといいと思います。

【名義変更のSTEP5】自動車税の申告

次は自動車税の申告窓口に、先ほど受け取った書類一式を提出します。

今回は、前所有者の方が今年度分の自動車税を支払ってくれていた(領収書あり)ので、ここで自動車税の支払いはありませんでした。

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【名義変更のSTEP6】新しいナンバーの受け取り

最後にナンバー交付窓口に書類一式を提出し、740円を支払い、新しいナンバーを受け取っていきます。

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これで名義変更は完了です。

名義変更で一番ネックになると思っていた「連結検討書をどうするか?」ということについては、意外にもボートトレーラーの場合は不要だったということで、半日で手続きは完了しました。

忘れずに自賠責保険に加入しておきましょう!

ここで忘れてはいけないのが、自賠責保険への加入です。

自賠責保険は名義変更の手続きの流れの中に出てこないので、新しいナンバーをもらってほっとしていると忘れてしまいがちですが、新しい車検証ができたら陸運局の代書コーナーで自賠責保険にも加入できます。

どうして急に自賠責保険の話になるのかというと、後ほどお話しするトレーラーを引き取りに行く時や車検の際にトレーラーに取り付ける「仮ナンバー」を取得するためには、自賠責保険への加入が必要だからです。

具体的な手続きの方法としては、新しく手に入れた車検証(自分の名義になったもの)を代書コーナーの人に渡して、「ボートトレーラーの自賠責保険に加入したいのですが・・・」と言えばOKです。

保険期間は24ヶ月と25ヶ月ありますが、どちらでも同じ金額(4650円)ですので、今後ユーザー車検などをやっていくことも踏まえて、25ヶ月間(車検期間の2年間+1ヶ月)にしておくと良いでしょう。

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これで、ボートトレーラーの名義変更と自賠責保険への加入が完了です。

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