オーディオ・楽器

BOSEのAW-1(AW-1D)修理委託先による違いを聞き比べ

BOSE AW-1を修理に出す

ひと昔前では考えられないことですが、あのBOSEのラジカセの名機、AW-1(定価約20万円)がヤフオクなどで1万円程度で取引されるようになってきました。

ただ、もう数十年前に製造されたAW-1は内部の電子部品などが経年劣化してしまっているなどの理由から、ヤフオクで手に入れたままの状態では、あの背筋がゾクッとしびれるような高音質な音を楽しむことができません。

そこで私の場合、このBOSEのAW-1(AW-1D)の修理やオーバーホール、チューンアップを専門としている人に依頼をすることにしました。

ここで気になるのが、「一体どこに出せば一番良いのか?」ということ。

いろいろ探してみると、現在のところ、AW-1(AW-1D)を修理してくれるのは、以下の2つが有名なようです。

  1. ヤフオク(修理、チューンアップの出品)
  2. BOSE AW-1 AW-1D AWM の部屋

今回はヤフオクで落札した2台の中古AW-1を、それぞれ上記の2ヶ所に出し、それらを比較することでこの2つの修理依頼先の違い(音質の違いや修理の内容、納期や価格など)について検証した結果について詳しく解説していきます。

ヤフオク(チューンアップの出品)

まずはじめに修理を依頼したのは、ヤフオクでBOSEのAW-1やAW-1Dを専門に修理やチューンアップしているところです。

>>ヤフオク(AW-1の修理やチューンアップの出品)

今回、実際にヤフオクで購入したAW-1のチューンアップを依頼した時の具体的な流れとしてはこんな感じでした。

  1. ヤフオクで出品されている修理チューンアップ依頼を落札する
  2. 取引連絡で依頼内容についてすり合わせを行う
  3. 事前にヤフオクで手に入れておいたAW-1を元払いで修理先に発送する
    修理に出すAW-1の梱包
  4. 3~4日後にチューンアップ完了の連絡が来たら、修理代(落札金額)を入金する
  5. 着払いでチューンアップされたAW-1が送られてくる

このヤフオクでチューンアップの出品をしている方は、こちらが思っていた以上にいろんなことを提案してくれたり、AW-1に関する知識をたくさん教えてくれたりします。

仕事としてやっているというよりも、大好きな趣味の延長線上でこのサービスを提供してくれているようなイメージしてもらえると、どうしてそんなにいろんなことを教えてくれるのか理解できるでしょう。

特筆しておきたいことは、このヤフオクで出品されている方のチューンアップは、単に部品を新品に交換するメンテナンスではなく、OEM生産によるコストダウンの影響で音質低下を招いていた部分の最適化も含まれているという点です。

ここでAW-1のチューンアップを依頼すると、新品で購入した時の音質よりも高音質になる可能性があります。

その辺りの信憑性については、この方の評価を見ればよく分かると思います。

実際に私が依頼したAW-1のチューンアップ前後の音質の変化についてですが、これは思っていた以上の出来でした。

その違いをどう言葉で表現すれば良いのか迷ってしまいますが、端的に言うと、チューンアップ後のAW-1で音楽を聴くと、背筋がゾクッとしびれるような感覚を味わうことができるようになります。

私は生歌やライブでしかそのような背筋がゾクッとするほどの感覚を味わったことがなかったのですが、ここでチューンアップしてもらったAW-1はその感覚を家でも味あわせてくれるようになりました。

特に、テレビにAW-1をつないで歌番組なんかを聴くと、びっくりするほど臨場感が増して、歌番組ってこんなにいいものだったんだと感じると思います。

スタジオに流れている空気感や歌手の吐息、良い意味でスタジオ内の発生している小さな雑音までも再生してくれますので、この音質の変化には本当にびっくりすると思いますよ。

ヤフオクで修理を依頼するときのポイント

ただ、このヤフオクに出品されている方のチューンアップにはいくつかの無料のオプションメニューがあるのですが、ちょっと説明がややこしくて、素人の人にはどれをお願いすれば良いのか分からないのではないかと思います。

そこで、ヤフオクで修理をするならぜひお願いした方がいいと感じたオプションメニューについてまとめておきますので、参考にしてみてください。

  1. AUX直結によるノイズの低減
    ラジオは聴くことがなく、iPadやパソコンなどを接続して再生するだけなら、ぜひお願いした方がいいと思います。音量を上げていったときに大きくなっていくホワイトノイズ(サー・・・という音)がかなり低減され、無音部分をちゃんと無音で再生してくれるようになります。
  2. ラジオの周波数を表示する液晶のバックライト追加
    BOSEのAW-1の液晶ライティング
    もともとAW-1にはこのような液晶部にバックライトがついていません。私がチューンアップを依頼したとき、「液晶部にバックライトを追加しませんか?もちろん無料ですよ。」という感じで提案してくれました。基本的にラジオを聴くことはないのですが、電源が入っているかどうかをチェックする時などに活用できますので、可能であれば依頼しておいた方がいいでしょう。

なお、こちらの内容のチューンアップをしてくれる方は、一度に数台しか修理依頼を受けていないようなので、ヤフオクの検索で見つけられない場合は、数日時間を置いて再度探してみるといいと思います。

>>ヤフオク(AW-1の修理やチューンアップの出品)

BOSE AW-1 AW-1D AWM の部屋

続いて、もう一台のAW-1の修理を依頼したのは、「BOSE AW-1 AW-1D AWM の部屋」というホームページでBOSEのAW-1やAW-1D、そしてAWMの修理とオーバーホール品の販売をしているところです。

BOSE AW-1 AW-1D AWM の部屋(通信販売・通販・オーバーホール・修理)

出典)BOSE AW-1 AW-1D AWM の部屋

このサイトで修理を依頼したときの具体的な手順はこんな感じでした。

  1. ホームページ内にあるオーバーホール修理依頼書を印刷し、希望のオーバーホール内容を記入する
  2. ホームページに記載のメールアドレスにオーバーホールを希望する旨のメールを送る
  3. 事前にヤフオクで手に入れておいたAW-1を元払いで修理先に発送する
  4. 約2週間後、オーバーホール完了のメールがあり、そのメールに記載された口座に代金(12500円)を入金する
  5. 着払いでオーバーホールされたAW-1が送られてくる

まず、こちらのサイトでオーバーホールを依頼したときに感じたことは、修理依頼の手続きが事務的で、AW-1の発送からオーバーホール品の到着までの期間が長かった(約2週間)という点です。

その辺りは、先ほど紹介したヤフオクの方が、極端に熱心で納期も早かったからそのように感じたのかもしれませんが・・・(笑)

基本的にこちらのサイトでやってもらえるオーバーホールの内容は、劣化した部品の交換とPSEマークの取得です。

電気用品安全法は、電気製品が原因の火災や感電などから消費者を守るために施行された法律で、日本国内で100Vコンセントに接続して使用されるほとんど全ての民生用電気製品が対象となる安全規格です。

この法律により、メーカーや輸入業者は、消費者が区別できるよう適合製品にPSEマークをつけて販売することを義務付けられました。 PSEマークは、 【Product+Safety+Electrical appliance & materials】の頭文字で、電気製品が安全性を満たしていることを示すマークです。

引用)電気用品安全法(PSEマーク)とは?|関東電気保安協会

で、実際にオーバーホールを依頼した製品に貼られていたPSEマークがこちら。

AW-1に貼られたPSEマーク

古い家電にはこのPSEマークが付いていないため、法律的に転売することが出来ません(古物商など)が、このAW-1はオーバーホールの際に規定の耐圧試験が施されたので、転売することも可能となりました。

まぁ、このAW-1は個人で使用するだけなので、転売することはありません・・・(汗)

気になるオーバーホール前後の音質の変化についてですが、ほとんどそのオーバーホール前後の違い分からないレベルなのではないかと思います。

実際にここでオーバーホールした方のAW-1では、ゾクッと鳥肌が立つようなシチュエーションはあまりありません。

これはあくまで私の主観なので、実際のところ劣化した部品が新品に交換されているはずですので、多少の音質改善がなされているはずです。

ただ、最初に紹介したヤフオクでオーバーホールを提供している方のところと比較すると、感動するような音質の変化はないため、音質に関してはヤフオクで出品されている人の一枚上手なのではという印象です。

その理由は、先ほども言ったとおり、ヤフオクで出品されている方の場合、AW-1がOEM生産されたためにコストダウンの影響を受けたと考えられる部品の最適化、つまりチューンアップの領域まで足を踏み込んでやってくれているという点にあるのだと思います。

ですから、このサイトでAW-1のオーバーホールの依頼をする場合のメリットは、AW-1を安全に使い続けるための劣化部品の交換と、それを法的に証明するPSEマークの取得ができるという点なのではないかと思います。

最後に一言

今回は、BOSEのAW-1(AW-1D)修理依頼先による違いを聞き比べ検証についてお話しました。

結論としては、個人で使用する際のAW-1の高音質化を狙ったチューンアップをするならヤフオクで出品されているチューンアップ(AW-1の修理、チューンアップの出品)を選んだ方がいいと思います。

音質が良くなるのはもちろんのこと、AW-1のチューンナップに関してとても熱心な人なので、修理を依頼することによってAW-1に関するいろんなことまで知ることができる良い機会になると思います。

そうではなくて、転売などのビジネスを目的にAW-1をオーバーホールするような業者の方など場合は、そのために必要なPSEマークの取得ができる「BOSE AW-1 AW-1D AWM の部屋」でオーバーホールをお願いすると良いでしょう。

ということで、どちらにあなたのAW-1を出すのかということについては、あなたの状況に合わせて決めてくださいね。

ちなみに、私の場合はAW-1を個人的に、例えば音楽を聴いたり、映画鑑賞をしたりする用途に使う予定だったので、どちらの方が良かったかと聞かれると音質までチューンアップをしてくれた人の方と答えると思います。

それでは!

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DIY生活マニア

実用的なDIY生活の運営者。8人家族で6人の子供の父親。いつも「どうにか安く必要なものを手に入れることができないか?」ということを考えながらDIYに励んでいる。

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