エンジンフラッシングオイル(洗浄剤)の効果を徹底検証

フラッシング洗浄効果の検証実験

ここからは、実際にフラッシング洗浄剤を使ってみた結果、どのような効果が得られるのかということについてお話していきます。

今回の検証で使ったエンジン洗浄剤は、ホームセンターなどで購入することができるカストロールのエンジンシャンプーです。

さっそくエンジン洗浄剤の使い方が書かれた説明書を読んでみると、オイル交換をする前に洗浄剤を注入して10分間のアイドリングし、その後にオイルとエレメントを交換すればいいようです。

ここで気になったことは、この手順でオイル交換をしてしまうと、洗浄剤を使っていなくても真っ黒いオイルが出てくるのは当然なので、そこにフラッシング洗浄剤を入れてしまったら、フラッシング洗浄剤の効果がよくわからなくなってしまうということでした。

たんにサンバーのエンジンフラッシング!スゲーヨゴレ

引用)ラキム@蘇るNOUDOU最速伝説…@rakimu31|Twitter

よく聞く話ですが、「エンジンフラッシング剤を入れた後にオイル交換をしてみたら出てきたオイルが真っ黒だったので、エンジン洗浄剤の効果は本当にすごいんだ!」というのは、「単に交換前のオイルが汚れていただけだったのでは?」と思われても仕方がありません。

また、以下のようにエンジンフラッシングオイルについて、否定的な意見を持っている人もたくさんいます。

この前ケミカルの卸業者が来て、今イチ推しのフラッシング剤?の実演したいって必死だからサクシードでやらせたら微塵も変わらない色のまま出てきてすっごい空気になった

引用)ポール @Minetopia5|Twitter

というのも先程お話したように、購入して間もない新車や、ものすごくこまめにオイル交換をしているような車の場合、そもそもエンジン内に洗浄すべき汚れがほとんど蓄積していないという可能性もあります。

そのような場合、上記のようにエンジンフラッシングによる効果が色という目に見える形で得られない可能性も十分に考えられます。

そこで今回エンジンフラッシングの効果の検証実験の実験台になってもらう車は、走行距離7万キロを超えたBMWで、エンジンオイルの交換頻度は5000km毎レベルですので、普通に考えればエンジン内に汚れが溜まっていると思われるものです。

エンジン内部に汚れがあるということは、仮にエンジンフラッシングの効果があるとすれば、洗浄剤の効果で汚れが落ち、その落ちた汚れがオイルを汚す(オイルが黒色になる)はずです。

ただ、普通にオイル交換をしたとしても、エンジンからオイルを抜き取ったら真っ黒なオイルが出てくるのは容易に想像できるので、今回はエンジン洗浄剤を投入する前に2回のオイル交換して、その後エンジンフラッシングを施工することにしました。

エンジンフラッシング前後のオイルの色を比較すれば、純粋にエンジンフラッシングオイルによる汚れ落ちの効果が、オイルの色に現れてくると考えたからです。

まったくこんなことのために通常のオイル交換で使用する量の2~3倍ものオイルを使うなんて、「なんて馬鹿げたことをしているんだろう(笑)」と思いながらも、エンジンフラッシング洗浄剤の真の効果を知るため、検証実験を進めていきました。

次のページでは、エンジンフラッシングの検証結果についてお話していきます。

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