お座りができるようになってきたから子供用の椅子を準備しなきゃ・・・
できれば長い間使える椅子がいいなぁ・・・
そんなことを考えているあなたにオススメなのが「変化椅子」と言われている子供用の椅子です。
この椅子のすごいところは、椅子の上下を反対にすれば座面の高さが変わって、2~3歳ごろまで使えるところ。
しかも、前に倒せばお遊びの机になったり、横に倒せば踏み台になったりと、工夫次第で子供が色んな事に使える一品です。
そこで今回は初心者でも作れる座面の高さが変わる変化椅子の作り方について、ステップごとに写真付きでをご紹介します。
変化椅子を作るのに必要な材料と道具
変化椅子を作るのに必要な材料と道具について説明していきます。
木の板
今回は、300mm×1120mm以上×10mmの木の板を使います。
出来ればパイン材(割れやすい)のような集積材ではなく、一枚の木から切り出された物を使いましょう。
ネジ
ネジは出来る限り、木割れにくいタイプのネジを選びましょう。
だいたい20本ぐらいあれば足りると思います。
電動ドライバー
電動ドライバーはホームセンターで売っている安いもの(約1500円)を使いました。
穴あけ(下穴)とネジの締め付けは、電動ドライバーに付属されているドリルの刃とビットを使います。
紙やすり
椅子の角を丸めるために紙やすりを使います。
粗さの違う紙やすりを用意しておくと便利ですよ。
ノコギリ
この変化椅子を作るレベルなら手ノコギリで十分です。
変化椅子の作り方
続いて、変化椅子の作り方についてお話します。
木の板をカットする
まず始めに、一枚の板から、300×235を2枚、300×320を1枚、320×225を1枚をノコギリで切り分けます。
【STEP2】カットした板に下穴を空け、組み立てる
次に、切り分けた板を仮組みして、ビスを固定する場所に電動ドリルで下穴を開けていきます。
よく失敗してしまうのは、下穴を開けずにビスを締めると、板が割れることです。
ちょっと手間ですが、ビス止めをする前に、必ず電動ドリルでした穴を開けておきましょう。
そして、下穴を開けたところに電動ドライバーでビスを取り付けていき、電動サンダーで板の角を丸めて仕上れば出来上がりです。
変化椅子DIYでの失敗談
ここまで変化椅子の作り方を教えといて、こんなこと言うのも何なんですけど・・・
2歳の長男がご飯の時に変化椅子に座ったら、バキッて音を立てて壊れました(笑)
長男が生まれた時につくったので、2年間も耐え続けてくれたけど、この通りです・・・
実は、この変化椅子の材料は、使いまわしのパイン材(集成材)を使っていて、しかも、目の向きが前後方向だったでした。
完全な設計ミスです(+o+)
こんな風に使ったら割れちゃうって素人でも分かるのに~!!
って、この私が素人なんですが(笑)
でも、DIYの強みは、それも自分で直せてしうまうところ。
今回の反省も生かして、ホットメルトで断裂部を接着した後に、裏面から加重のかかる真中付近にビスを追加しました。
これで、大丈夫なはず^_^;
まっ、また壊れたら直して使うんだけどね(笑)
苦難を乗り越え作り上げた最高傑作
でね、一度変化椅子を作ってしまえば、寸法を変更したり、デザインを変えたりすることで、子供用の椅子を簡単にDIYで作れるようになります。
例えば、この椅子!!
新幹線をモチーフに横の板のデザインを変えてみました。
「結構かっこいいじゃん!?」
ありがとうございます(^^)
ちなみに、この椅子はひっくり返して使うことはできないので、変化椅子ではありませんが、息子達は手押し車としても活用できます。
っていうか、子供が勝手にそうやって使ってました(笑)
ちなみにこの椅子を作った時は、手のこぎりではなくジグソーという工具を使って、板を曲線カットしていきました。
もちろんこれはホームセンターでレンタル(200円、2泊3日)しました。
高い道具は買わずにレンタルに限りますね!
いかに必要な物を安く作れるか?
それがDIYの極意です!
たったこれだけのものが作れるようになっただけで、子供からは「お父さんは何でもできる人なんだ~」って思われちゃいますよ(*^^)v
そうなったら、もうあなたはウハウハですね!!
最後に一言
今回は、変化椅子をDIYで作る方法をお話ししました。
DIYのコツは、失敗してもあきらめないことです。
一発で完成するとは思わないでくださいね~。
足りないものがあったら買いに行けばいいし、失敗したら修正するか、作り直せばいい!
あなたが悪戦苦闘して格安で作った変化椅子!
もしかしたら、奥さんの自慢一品になって、ママ友からモテモテになるかもしれない・・・な~んてことを想像しながら、ウキウキワクワクで変化椅子を作っちゃいましょう!
それでは!