加熱式の加湿器をワンシーズン使って片付けようとした時に気がつくことといえば、中に大量発生してしまっている白い水垢だと思います。
どうにか掃除しようと思っても固くこびりついてしまっていて、うまく取り除けないのではないでしょうか?
ただ、ここで知っておきたいことは水垢はアルカリ性の汚れなので、クエン酸などの酸性のものに浸しておけば中和して汚れの結合力が弱くなるため、簡単に水垢を取り除けるようになります。
そこで今回は、加湿器にこびりついた白い水垢の掃除方法について、詳しくお話していきます。
加湿器を分解する
まずはじめに、1シーズン使った加湿器を分解してみましょう。
するとこんな感じで、大量の水垢が樹脂パーツなどにこびりついてしまっていると思います。
この水垢はとても硬くて、スポンジやたわしなどでは全然きれいに取り除くことができないことに気がつくと思います。
加湿器に水を張ってクエン酸を投入する
このような頑固にこびりついた水垢汚れ(アルカリ性)を落とすためには、クエン酸(酸性)を使うのが効果的です。
クエン酸とは、アルカリ性の汚れを落とす際に使う掃除用の酸性の粉で、ホームセンターなどの掃除用品の場所に行けば数百円で購入することができます。
クエン酸の具体的な使い方としては、水を張った加湿器にクエン酸をパラパラっと入れ、そこに水垢がついたパーツを入れて一晩漬け置きしておくという感じです。
水垢汚れが中和して結合力が弱くなってくるまで少し時間がかかるので、ここはあせらず一晩ぐらいしっかりと漬け置きしておくのがいいと思います。
水洗いする
翌日、水で加湿器の中やパーツを洗い流してみると分かると思いますが、あの頑固にこびりついていた水垢が、手だけでサラサラと取り除けるようになっています。
最終的には、ササッと水洗いしただけでこんなにもきれいにすることができます。
最後に一言
今回は、【加湿器の掃除】白く固まった水垢を簡単に取り除く方法についてお話しました。
加湿器に付いた水垢は頑固にこびりついているのでなかなかきれいにすることができません。
でも、クエン酸を使えば簡単に水洗いで除去できるレベルまで汚れが落ちやすくなりますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは!