いつも玄関に子供の学校用品(教科書や筆記用具など)が散らかっているので、それを片付けられる棚がほしいなぁ・・・
我が家の場合、子どもがたくさんいるので、既成品を何個もおいておくスペースがなく、おしゃれな棚を購入する予算もありません。
どうしたものかいろいろと検討した結果、安くて丈夫、そしてその辺のホームセンターで買うことができる2×4(ツーバイフォー) 材と合板を組み合わせて自分で棚を作ることにしました。
この棚を作るためにかかった費用は約4000円で、材料の調達から製作まで半日という感じです。
今回は、この2×4材と合板を使った棚の具体的な作り方について、写真付きで詳しくお話していきます。
DIYで棚を作るために必要なものについて
まずはじめに、自分で棚を作るために必要なものについて、お話していきます。
2×4材と合板
まずはじめに準備したのは、ホームセンターに売られている2×4材と合板です。
作りたい棚のサイズとしては、幅が910mm、奥行きが330mm、高さは2490mm、棚の段数は5段という感じです。
その棚を作るために柱となる2×4材の10フィート(約3050mm、約600円/本)を4本、そして、合板(幅910mm、長さ1820mm、厚さ12mm、約1300円/枚)を1枚購入しました。
そして、それらの木材を以下のような感じで、その場でカット(1カット30円程度)してもらっておきます。
木材のカット内容
・2×4材
⇛2490mm;4本
・2×4材(今回は家にあった端材を使った)
⇛330mm;10本
・合板
⇛幅820mm、奥行き330mm;5枚
木ネジ
木材を組み立てていく際に使う木ネジは、木割れを起こさないタイプで長さが45mm程度のもの(約500円程度)を選んで買っておきましょう。
L字アングル
棚を固定しておくために使うL字型のアングルも2個ほど購入しておきましょう。
上記のような金折の場合、4本セットで100円程度で購入することができます。
電動ドライバー
棚を組み立てていく(ネジを締めていく)際に使うのが電動ドライバーです。
電動ドライバーはわざわざ購入しなくても、ホームセンターの貸出レンタル(2泊3日で300円程度)を利用すればOKです。
できれば上記のようなインパクトドライバーというガガガガッと音がするタイプのものを手に入れておくと、ネジを締める作業を楽に行うことができます。
メジャー
後は寸法を測る際に使うメジャーがあればOKです。
もっていない場合はホームセンター(200~300円程度)か100円均一(100円)で購入することができますので、手に入れておきましょう。
棚の具体的な作り方
ここからは、棚の具体的な作り方についてお話していきます。
両サイドの柱を組み立てる
まずはじめに、両サイドの柱となる部分を組み立てていきます。
事前にカットしておいた2×4材(長いものと短いもの)を下図のような感じで並べていきます。
この際、長い柱の方を壁に押し当てるなどして、長い柱と短い木材が直角にクロスするようにします。
位置が決まったら、電動ドライバーを使ってネジ止めしていきます。
ネジは一箇所あたり3本ほど取り付けておくと、しっかりと組み立てることができます。
このような感じで棚の柱となるパーツを2セット作成しておきましょう。
合板を取り付ける
棚の柱の部分が出来上がったら、そこに予めカットしておいた合板を仮置きし、ネジ止めしていきます。
木ネジは少し斜めに打ち込んでいく感じで、一箇所あたり1本でOKです。
L字アングルで棚を固定する
すべての合板を取り付けられたら、棚をL字アングルで天井に固定しておきます。
合板を取り付けただけだと横にグラグラしていた棚ですが、このように天井と固定してやると、もうガッチリびくともしなくなります。
今回は費用をできる限り安くするためにL字アングルを使いましたが、天井に穴を開けるのが嫌な場合は、この部分をディアウォールで代替するのも一つの手だと思います。
お疲れ様でした。
これで手作り棚の完成です。
最後に一言
今回は、【2×4材と合板】簡単で安く作れる棚の作り方についてお話しました。
この方法であれば、棚のサイズや段数などを変えることができるので、色んな所に棚を増設することができますし、何より大きな棚を格安で作ることができます。
是非参考にしてみてくださいね。
それでは!