家具

【キングサイズで家族向け】DIYすのこベッドの簡単な作り方

キングサイズの布団が敷けるDIYすのこベッドの作り方

毎年梅雨の季節になると、なかなか布団を干すことが出来ませんよね。

我が家は家族みんなが川の字になってゴロ寝するスタイルなので、どうしても布団の中がジメジメしがちに・・・

早速、すのこベッドの購入を検討したのですが、家族5人が寝られるようなキングサイズのすのこベッドはどこを探しても見当たりません。

色々と検討した結果、ホームセンターに売られている”すのこ”と、ネットショップなどで購入できるキングサイズの布団を組み合わせて、大きなすのこベッドを作ることにしました。

予算は約2万円(布団込み)、製作時間はたったの一時間程度。

このキングサイズのすのこベットができてから、布団がふかふかになって家族みんなが大喜びしてくれました。

そこで今回は、家族が5人が川の字に寝られるキングサイズ&布団タイプのすのこベッドの作り方について詳しくお話していきます。

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  1. 今回紹介するDIYすのこベッドとは?
    1. クマが乗っても大丈夫なベット作りました|こだわりと達成感のDIYブログ
    2. DIY**1×4と2×4材で作るベッド~シングル編。|ママに嬉しい木工**子供に優しい木工
  2. DIYが難しい二段ベッドタイプは通販が無難です
    1. 2段タイプのすのこベッド
  3. DIYすのこベッドを作る前に知っておきたい5つのポイント
    1. 布団タイプで清潔に!
    2. すのこで湿気対策!
    3. 枕元に小物を置ける場所を設置!
    4. 家族5人が川の字になれるキングサイズ
    5. 子供や赤ちゃんが寝返りしても安全な脚なしタイプ
  4. すのこベッドを作るために事前に準備するもの
    1. 押し入れ用のすのこ(約2700円、ホームセンター)
    2. キズ防止シール(約1000円、ホームセンター)
    3. 長い木の板(約800円、ホームセンター)
    4. コルクキューブ(約1000円、ホームセンター)
    5. キングサイズの敷布団(約10000円、楽天市場)
    6. キングサイズのフラットシーツ
  5. DIYすのこベッドの具体的な作り方
  6. DIYすのこベッドのメリット
    1. 湿気がこもらないからサラサラの寝心地
    2. 家族5人にちょうど良いサイズ
    3. すのこのカビは見当たりません
    4. すのこの強度はそれなり
  7. DIYすのこベッドのデメリット
    1. キングサイズの布団は干すのが大変
    2. 大きな掛け布団1枚だと布団の取り合いになる
    3. 断熱マットで冬の寒さ対策
  8. 最後に一言

今回紹介するDIYすのこベッドとは?

今回ご紹介するすのこベッドは、足のないタイプのすのこベッド(キングサイズ)です。

キングサイズのDIYすのこベッド

足のないタイプのすのこベッドを選んだ主な理由は、この3つ。

  • 誰にでも簡単に作れるから
  • とにかく安いから
  • 高さがないから赤ちゃんや幼児がベッドから落ちても安心

ただ、ベッドの下に収納器具を置きたいという人は、足付きタイプのすのこベッドにした方がいいと思います。

DIYレベルは高くなりますが、使い勝手はいいと思います。

足つきタイプのすのこベッドをDIYする方法は、以下のサイトの記事が参考になると思います。

クマが乗っても大丈夫なベット作りました|こだわりと達成感のDIYブログ

足つきタイプのすのこベッドDIY3
出典)DIYでクマが乗っても大丈夫なベット作りました。作り方も紹介|DIYで作りたい

鉄角パイプを使った強度抜群の足つきすのこベッドです。

>>詳細はこちら

DIY**1×4と2×4材で作るベッド~シングル編。|ママに嬉しい木工**子供に優しい木工

足つきタイプのすのこベッドDIY2
出典)DIY**ダブルベッドの作り方。|DIYで作るこどもと過ごすおうち時間

シングル&ダブルベッドの作り方が紹介されています。
>>詳細はこちら

DIYが難しい二段ベッドタイプは通販が無難です

DIYに相当な技量がいる二段ベッドタイプのすのこベッドは、通販などで購入した方がいいと思います。

少なくとも私は、これらを作ろうという気になりませんので(苦笑)

2段タイプのすのこベッド

引き出し2段タイプのすのこベッド子供部屋に置くすのこタイプの2段ベッドなら、安くて必要強度を満たしているこのベッドがいいでしょう。

親子二段ベッド
出典)【国産品】優しい塗料の木製親子ベッド|家具の里

子供部屋に置くすのこタイプの2段ベッドなら、落ちても安全な高さにできる引き出しタイプのこのようなベッドがいいでしょう。

普段はベッドを一つしか使わないけど、たまに来るお客さんにもすのこベッドで寝てもらいたいとい人にはこちらがおすすめ。

これから一人暮らしを始める人にも最適ですね。

ここまでくるとすのこベッドのことについてざっくりとイメージがついてきたと思います。

DIYすのこベッドを作る前に知っておきたい5つのポイント

すのこを並べていくベッド

ここからは私が作った足なしタイプで、家族5人が川の字で寝られるキングサイズのすのこベッドの特徴についてお話します。

布団タイプで清潔に!

子供が寝る場所は、とにかく汚れますよね。

おねしょとか、寝汗とか、お茶をこぼしたり・・・

だから、洗えないし買い換えると高くつくマットレスは使わずに、布団を敷くタイプのベッドにしました。

そうすれば、汚れたら布団を洗ったり、干したりすればいいし、買い替える時も出費を抑えられます(^^)v

すのこで湿気対策!

夏の夜、家族みんなが一つのベッドで寝たらどうなるか?

寝汗で布団がびしょびしょになる・・・

人は夜のうちにコップ一杯ぐらいの汗をかきます。

家族4人だったら、コップ4杯分の汗が布団に染みているってことになりますよね!?

その湿気を逃がすために、すのこで布団の下に空気の通り道を作って、少しでも湿気を逃がす構造にしていきます。

枕元に小物を置ける場所を設置!

子供が増えると、枕元に常備しておきたいことが増えるんです(+_+)

例えば、メガネや目覚まし時計、ソルトランプ、子供のお茶、替えのおむつ、おしりふき・・・

今回のDIYでは枕元に小物が置けるスペースを作っていきますね(^^)v

家族5人が川の字になれるキングサイズ

家族の絆を深めるために、子供が小さいうちは一緒の布団で寝てあげたいと思っています。

だから、家族5人が寝られるサイズとなるとダブルサイズ(幅1400mm×長さ1950mm)では全然小さい。

なのでキングサイズ(幅1940mm×長さ1950mm)がいいのですが、市販のすのこベッドは、シングルタイプやダブルタイプが主流で、キングサイズのすのこベッドはほとんどありません。

子供や赤ちゃんが寝返りしても安全な脚なしタイプ

今回紹介するすのこベッドは、足なしタイプ。

ごろごろ寝返りをする赤ちゃんや小さな子供がベッドから落ちても安全です。

仮に足つきのすのこベッドを検討する場合は、必ず柵がついたものを選んで、子供が落下して怪我をしないようにしてあげてくださいね。

すのこベッドを作るために事前に準備するもの

ここで紹介するDIYすのこベッドは基本的にホームセンターに行けば購入できるものだけで作ることができます。

まずは、必要な部材をそろえていきましょう。

押し入れ用のすのこ(約2700円、ホームセンター)

すのこ

すのこは、ホームセンターに売ってる安いもので十分です。

キングサイズの寸法は「1950×1950mm」なので、それをカバーできる枚数を購入してください。

例えば、良くある「650×750mm」のすのこ(押し入れ用、2枚で800円程度)であれば、6枚あれば十分です。

ちょっと大きめのすのこを買っておいて、後でのこぎりで切ればOKなので、ぴったりの寸法じゃなくてもOKですよ。

キズ防止シール(約1000円、ホームセンター)

すのこのキズ防止シール

すのこと床が擦れて傷がつかないようにするために、キズ防止シール(500円で25枚)を張り付けます。

傷防止シールが少ないと、すのこベッドの上に乗った時のキシミの原因になりますから、ある程度多め(50枚程度)に買っておきましょう。

長い木の板(約800円、ホームセンター)

長めの木の板

小物を置くためのスペースを作るために、天板用の長めの木板を一枚準備しておきましょう。

寸法は1950×300ぐらいです。

コルクキューブ(約1000円、ホームセンター)

直方体のコルク

小物スペースを作るときに、板の下には直方体のコルクキューブでかさ上げします。

左右に一つづつ使いますので、写真のような100×100×200mmの直方体のコルクキューブを2個買っておいてください。

キングサイズの敷布団(約10000円、楽天市場)

掛け布団は今までのものをそのまま使えばOKですが、あらかじめキングサイズの敷布団だけは購入しておきましょう。

楽天市場で見つけた安い敷布団
出典)大きな敷き布団|ガレット・デ・ロワ

キングサイズの敷布団の相場は約20000円ぐらいですが、楽天市場で約10000円の敷布団を見つけましたので、参考まで。

ちなみに、私達もこの敷布団を使っています。

キングサイズのフラットシーツ

キングサイズの敷布団のシーツも合わせて購入しておいてください。

キングサイズの敷布団を持ち上げながらシーツの中に布団を入れるのは難しいので、よくあるファスナー付きのカバーシーツではなく、一枚の大きな布状のフラットシーツ(下図)にした方がいいです。

フラットシーツ
出典)低反発マットレスの使い方|Athena Life.com

フラットシーツなら、上からかぶせて、端っこを布団の下に巻き込むだけでOKなので、女性でも簡単にシーツをかけることができますよ。

私が使っているのは、楽天で一番安いのもの(2800円ぐらい)です。

DIYすのこベッドの具体的な作り方

それではDIYすのこベッドを組み立てていきましょう。

まずは、コルクキューブを並べて、その上に小物置用の長い板を置いていきます。

コルクキューブと長い板で子物置スペースを作る

で、その次に、キズ防止シールを張り付けたすのこを並べていきます。

すのこを並べていく_キングサイズのDIYすのこベッド

はいっ、完成です!!!!

「!?」

超簡単すぎて、驚いちゃいました?

たったこれだけの作業でキングサイズのDIYすのこベッドができ上がってしまうんです。

とても安く、簡単にDIYできるので、ぜひ挑戦してみてください。

作り方がわかったところで、続いてはこのすのこベッドを3年間使ってみた感想やメリット、デメリットについてお話ししていきます。

DIYすのこベッドのメリット

キングサイズの DIYすのこベッドを3年間、実際に使ってみて感じたメリットについてお話します。

湿気がこもらないからサラサラの寝心地

これはすのこベッドの一番のメリットですね。

湿気がすのこの隙間から排出されるので、布団を干していない日でも夜にはサラサラの布団になっています。

夏場は寝汗をかいたとしても、湿気が体と布団の間に溜まりにくいので、この点については満点快適です。

家族5人にちょうど良いサイズ

キングサイズ(1950×1950、シングルベッド二個分)だから、大人二人と子供二人で川の字で寝ても余裕があります。

子どもたちは、ごろごろ寝返りをうって、夜寝た場所と朝寝ている場所が全然違ったりしてますけどね(笑)

すのこのカビは見当たりません

すのこベッドで気になる「すのこのカビ」ですが、3年経った今でも見当たりません。

子供がよく汗をかくため布団は週に1~2回干しています。

その間にすのこが乾燥するので、カビが生えずらい環境になっているのかもしれませんね。

すのこの強度はそれなり

安いすのこ(一枚1000円ぐらい)を使ってるので、布団のを歩いたりするとちょっときしみます(汗

ただかれこれ3年ぐらいは使っているのですが、壊れたりはしてないので必要強度は持ってると判断しています。

DIYすのこベッドのデメリット

ここからは、DIYすのこベッドのデメリットについてお話していきます。

キングサイズの布団は干すのが大変

DIYすのこベッドの事じゃないんですけど、キングサイズの布団は干すのがつらいです・・・

キングサイズともなると結構重いんです。

すのこベッドはすのこで湿気を逃がす構造になってるから、毎日布団を干す必要はないにせよ、週末布団を干すときにはちょっと大変に感じます・・・

なので、その点は覚悟しといてくださいね(笑)

小さいお子さんで、おねしょのトイレトレーニングなどをする場合は、キングサイズの防水シーツをシーツと敷布団の間に敷いておくと、おねしょをしてしまったとしても、布団は干さずにシーツと防水シーツだけを洗えばよくなるので、楽チンですよ。

大きな掛け布団1枚だと布団の取り合いになる

キングサイズの掛け布団1枚だと、特に冬の時期に家族全員で取り合いになります(汗)

なぜかというと、誰かが寝返りを打つと掛け布団が移動していくから・・・。

なので、掛け布団はキングサイズを一枚ではなく、シングル2枚+子供用の布団という感じで分けたほうがいいと思います。

断熱マットで冬の寒さ対策

夏は快適なすのこベッドですが、冬は若干寒めです。

どうしてかというと、すのこベッドの場合、布団と床の間に隙間があり、いつまでたっても布団の下にある床の温度が上がらず、直接布団を床に敷いている時に感じられる「輻射熱」を得ることができないから。

すのこベッドの下にマット

そこで、我が家では冬になるとアルミを蒸着させた断熱マット(約1000円)をすのこベッドの下にアルミの面を上側にしてしいています。

こうすることによって、敷布団から出ている輻射熱が断熱マットのアルミで反射されて、敷布団に戻ってくるようになり、冬のすのこベッドでも暖かく過ごせるようになりました。

最後に一言

アイデア次第で超安く、簡単にしかも格安でキングサイズのすのこベッドが作れました。

大切なことは、自己満足だけじゃなくて、家族みんなが喜ぶ形でDIYをするってことです。

アイデアをひねり出しながら、楽しんでDIYしていってくださいね。

それでは!

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