プラス2万円でデメリットを克服した自作カーポート(改)へ進化
これまでお話した自作カーポートはできる限り安く、かつシンプルな構造を目指したものでした。
ただ、風が吹くとUVシートがバタバタと音を立てるのがうるさかったり、台風が来るとシートが相当煽られて破れる危険があるため、台風が来るたびにUVシートを取り外したりする必要がありました。
「風が吹いてもUVシートがバタバタせず、ある程度の風にも負けない構造にすることができないか?」
いろいろ考えた結果、プラス2万円(トータル4万5千円)でそれらのデメリットを克服したカーポートを実現しました。
前回のカーポートに比べると、屋根部に4mの単管パイプを6本追加し、UVシートを上下に挟み込むような構造にしてあります。
これによって、相当な風が吹かない限り、UVシートがバタバタすることはなくなりました。
また、単管パイプがしっかりとUVシートの傾斜を付けてくれるようになったため、雨水の排水も以前よりうまく流れてくれるようになりました。
バケツをひっくり返したような大雨の日も、こんな感じでうまく水が排水されます。
さらに、骨組みとなる部分にも単管パイプを数本追加し、更にハトメ(ビニールシートの紐を結ぶ金具の穴)の数も倍に増やしたことによって、強い風にも耐えられる強度も得られました。
前回作ったシンプルな自作カーポートからはプラス2万円(トータル4万5千円)となりましたが、このようにようやく納得できる形にまとめることができました。
次のページでは、カーポート増設で縦列駐車ができるようにした時のことについてお話していきます。