どうして屋根裏換気が必要なのか?
屋根裏は真夏にもなると50~70℃ぐらいまで温度が上昇するため、夜になってもその熱気が家の中を暖め続けることがあります。
今回紹介する換気システムは、2Fの室内上方にあるもわっとした熱い空気(30~35℃程度)を強制的に屋根裏へ送り込むことによって、屋根裏の温度を下げる効果があります。
ちょうど、屋根裏部屋に第二種換気を取り付けるイメージを持ってもらえると良いと思います。
第2種換気は排気側は自然換気、給気側は機械換気で行います。
第2種は住宅にはほとんど用いられず主にクリーンルームなどに採用される方式です。
外気温が低い場合(春や秋、初夏など、外気温が28℃以下のような場合)であれば、開放した1Fの窓から常に新鮮な外気が家の中に導入され続けるため、山荘のような清々しい快適な住環境が実現できます。
ですので、屋根裏換気システムは屋根裏温度を積極的に下げるということと、室内に新鮮な空気を取り込むという2つの機能があることを理解しておくといいと思います。
出典)長生きできそうな住宅リフォームのプロ|マイベストプロ岡山
次のページでは、DIY屋根裏換気システムを作るために必要な物についてお話していきます。