ウッドデッキ

手作りウッドデッキを縁台とラティスの組合せで簡単DIY(予算4万円)

手作りウッドデッキテラスを縁台でかんたんDIY

家を建てたら狭い縁台じゃなくて広々としたウッドデッキがほしいな・・・

これがあればいろんな遊びができるし、子供たちも喜ぶだろうなぁ・・・

あ~っ、どうしてもウッドデッキがほしい!!

でも、私の場合、ウッドデッキに使える予算はたったの4万円・・・。

DIY初心者なので専用の道具を持っているわけでもなく、ウッドデッキのちゃんとした作り方を知っているわけでもありません。

面倒なペンキ塗りとか、木材カットは極力せずに、それなりのウッドデッキが作れる方法はないものか?

色々と検討した結果、ホームセンターなどで売られている縁台とラティスを組み合わせて作るこの方法なら、写真のような柵付きウッドデッキ(4.9㎡、総費用4万円、工具代込み)を素人一人で一日でDIYすることに成功しました。

今回は、そんな初心者でも簡単に作れる縁台とラティスを利用したウッドデッキの作り方から使い勝手、耐久性などについて、写真付きで詳しく紹介していきます。

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DIYでウッドデッキを作るにはどういう方法があるのか?

「ウッドデッキがほしいなぁ・・・」と思って、一般的なウッドデッキの作り方を調べてみると、ものすごく大変そうじゃありませんか?

例えば、このようなサイトを一度のぞいてみてもらえば分かりますが・・・

家族の集まるウッドデッキ|Wooddeck.lab

出典)家族の集まるウッドデッキ|Wooddeck.lab

一般的なウッドデッキを作るためには、ウッドデッキの設計から専用の電動工具を使っての木材の加工、木材の塗装などなど・・・

素人ではなかなか手が出にくいぐらいの作業ボリュームですし、電動工具を購入したりすることを考えると、結果的に相当費用がかかってしまいます。

私は、日曜大工がしたいのではなく、安くウッドデッキが手に入ればいいので、ここで紹介されているやり方は辞めることにしました。

次に考えたのは、ホームセンターなどに売っているウッドデッキキットです。

ホームセンターで売られているウッドデッキ

これらな素人でも組み立てられそうな感じなのですが、なにせ値段が高い・・・

いろんなホームセンターやネットなどでウッドデッキのキットを探したのですが、それなりの広さで、かつフェンス付きのウッドデッキを作ろうと思うと、かる~く15万円は超えてしまう物ばかり・・・。

しかも、一般的なDIYウッドデッキだと、ハードウッドやソフトウッド、樹脂材などの中から材料となる木材を選んで使っていかなければならないみたいですが、DIY素人の私にとってはそんな材料選びの時点からわからないことだらけ・・・。

「もっと簡単に、そして安くウッドデッキが作れないのか??」

そこで私が考えたのは、このような縁台とラティスを組み合わせただけのウッドデッキです。

手作りウッドデッキテラスを縁台でかんたんDIY

ホームセンターに売っている縁台なら、組み立てがとても簡単。

既に防腐剤が塗装されているので、あの面倒な塗装作業をする必要もありません。

その縁台をいくつか購入して、ラティスと一緒につなぎ合わせれば、簡単に広々ウッドデッキが作れそうな気がしませんか?

そんな発想から生まれたのが、このDIYウッドデッキです。

DIYウッドデッキを作るために必要なもの

今回のDIYで使った部材や道具は、すべてホームセンターでそろえることが出来る物を選びました。

縁台(ホームセンター)

ウッドデッキを作るために使ったホームセンターで売られている縁台

縁台は、ホームセンターに売っている防腐剤が塗装済み(ペンキ塗り不要)のもので、簡単に組み立てられるものを活用します。

サイズは、1800×900×400mmで、近くのホームセンターで約9000円/個で売っていました。

今回は、この縁台を3つ組み合わせてウッドデッキを使っていきます。

ラティス

ホームセンターで売られている木製のラティスでウッドデッキの柵に

ラティスもホームセンターに売っている防腐剤が塗装済みのものを使います。

サイズは、1800×900mm(2500円)が1枚、900×900mm(1700円)が2枚です。

レンガ

ウッドデッキの基礎に使ったレンガ

レンガは、縁台の足の下敷きとして、一般的なサイズのものを18個(縁台一組当たり6個必要、100円/個)使いました。

コンクリートブロックなどでもOKですよ。

固定金具とビス

ウッドデッキを固定する金具

縁台の接続やラティスの固定に使う固定金具やビスは、現場合わせで作りながら必要に応じて購入すればOKです。

縁台やラティスを組み立てた後に、現場で必要な分を数え、それからホームセンターで購入したほうが余分がでにくいと思います。

電動ドライバー

ウッドデッキを作るために使った電動ドライバー

電動ドライバーは、縁台の組み立てや縁台同士の接合、ラティスの固定などに使います。

今回はホームセンターで1500円ぐらいで買ったものを使いました。

電動ドライバーを持っていないのであれば、ホームセンターでレンタル(2泊で200円程度)することもができます。

普段、DIYしない人であれば、電動ドライバーをわざわざ購入する必要もありません。

ウッドデッキに穴をあけるためのビット

電動ドライバーにセットするビット(プラス)とドリルの刃は、電動ドライバーにセットになっていたのものを活用します。

電動ドライバーをレンタルした場合は、これらがセットになっているか、確認しておきましょう。

水平器&長い材木

ウッドデッキの基礎をつくるときに使う水平器

縁台の足を置く基礎となるレンガの水平を取るために、長い木材に水平機をビニールテープでくっつけた物を使います。

水平器はホームセンターで約700円で購入し、長い木材(約2m)は家にあったものを使いました。

DIYウッドデッキの具体的な組み立て方

ここからは、DIYウッドデッキの具体的な組立方法についてお話していきます。

縁台を組み立てる

ウッドデッキを作るために使ったホームセンターで売られている縁台

縁台は、説明書通りにやれば、電動ドライバーだけで簡単に組み立てることができます。

作業時間は一台あたり40分程度です。

ホームセンターに売られている縁台は腐食防止塗装がされているので、ペンキ塗りの工程が省けるのがメリットです。

縁台の足の台座となる場所にレンガを置く

ウッドデッキの基礎となるレンガを地面に並べる

縁台の足の台座となるレンガを置いていきます。

その時に、水平器を取り付けた長い棒を使ってレンガ同士の水平をとります。

ウッドデッキの基礎をつくるときに使う水平器

もし、高さが足りない場合は、レンガの下に細かい砂利のようなものを敷いて高さを合わせていきましょう。

レンガの高さを砂利で合わせる

ウッドデッキの基礎に使ったレンガ

この作業は一見地味ですが、ウッドデッキの出来を左右する重要な作業ですから、ここだけは気を抜かずにしっかりとやっておきましょう。

縁台をレンガの上に置く

縁台をレンガの上に置く

縁台をレンガの上に置いていきます。

ちなみに、一番奥の縁台は水場として使うため、足を半分にカットして高さを低くしています。

この段階では、まだ縁台がぐらぐらしていますので、子供がその上にのって騒がないように周囲しましょう。

金具で縁台と縁台を固定する

金具で縁台を組み合わせる

金具を使って縁台同士を固定していきます。

今回は、このようなL字型の金具を使いましたが、必要に応じて追加したりしてください。

ウッドデッキを固定する金具

今回使うような安い縁台の場合、そのままビスを打ちつけてしまうと、縁台の木材が割れてしまいます。

必ずビスを縁台に打ちつける前に、ドリルで下穴を空けておきましょうね。

ラティスを縁台や外壁に固定する

最後にこのようなL字型の金具などを使って、ラティスを縁台や外壁に固定していきます。

縁台とラティスを金具て固定する

ラティスを壁に固定する

この時もドリルで下穴を空けるのを忘れないでくださいね。

DIYウッドデッキが完成!

お疲れさまでした。

これで縁台とラティスで作る簡単DIYウッドデッキの完成です。

縁台とラティスを組合せたウッドデッキ

縁台とラティスを組み合わせただけでも、結構いい感じのウッドデッキになりました。

事前にレンガの水平をとり、それぞれのパーツを金具で固定しているので、ガタツキもなく大人が乗ってもビクともしません。

このウッドデッキをすでに4年使っていますが、色あせはしているものの、まだまだ現役です。

というのも、縁台やラティスは外に置くためのものなので、それぞれがある程度の耐久性を確保しているので、それらを組み合わせたこのウッドデッキもそれなりの耐久性を持っているというわけです。

最も大事な事、それはウッドデッキをどう楽しむか?

ウッドデッキを作る理由は、家族で楽しむため。

そこでここからはウッドデッキをDIYした後の楽しみ方についてお話していきます。

散水ノズルの噴水を楽しむ

ウッドデッキで水遊び

この写真は、DIYウッドデッキのラティスのところにホースの先端のノズルを固定して水浴びをしていることろです。

ちょっとした噴水みたいでしょ!?

あつ~い日に、子供達が勝手に外に出て水を出して遊び始めるんです。

いい感じですね。

簡易プールを楽しむ

ウッドデッキでプール

ウッドデッキの上に簡易ビニールプールを置いて、水をためておけば、子供達は大はしゃぎ!

ちなみにプールの水は毎日変えてくださいね。

そのままにしておくと、藻でいっぱいになります・・・。

ご飯を楽しむ

ウッドデッキでご飯

外でご飯を食べれば、おいしく感じますね。

ウッドデッキはご飯が落ちても、みそ汁がこぼれても、後で水を流せばきれいになるから楽ちんです。

毎日外で食べてもいいぐらい(笑)

ウッドデッキでバーベキュー

ベタだけど、DIYウッドデッキでBBQってのもいいんじゃないでしょうか?

ウッドデッキの外側にバーベキューグリルを置いて、座りながらお肉を焼けますよ。

さらに、お好み焼きもウッドデッキでやっちゃいましょう。

ウッドデッキでカセットコンロ料理

家の中でやると、部屋ににおいが充満しちゃうけど、外ならぜんぜん気になりませんよ。

花火を楽しむ

ウッドデッキで花火を楽しむ

夏の夜と言えば、ウッドデッキで花火ですよね。

ウッドデッキにははだしでいけるし、おしりを床につけて座ったまま花火ができるので、小さい子供も安心して花火ができます。

ハンモックを楽しむ

ウッドデッキにハンモックチェアっていうのもありですね。

ウッドデッキでハンモック

子供が遊ぶのはもちろんですけど、ちょっとした空き時間があれば大人も休憩しに行きたくなっちゃいます。

こんな感じで、子育て中のあなたがウッドデッキをDIYしちゃったら、どんどん楽しみが増えますよ。

熱い夏でもウッドデッキを楽しむための工夫

ウッドデッキは春から秋にかけて活躍するのですが、夏場はとにかく日差しが強くいし、日にも焼ける・・・

なにより、直射日光にさらされると熱中症になってしまいます。

だから、快適、そして安全なウッドデッキライフを実現するためには、ウッドデッキを陰にする必要があります。

パラソルで日陰を作り出す

あつ~い夏の天敵は、ギラギラに輝く日差しです。

ここで登場するのが、ホームセンターで売っているパラソルです。

パラソルでウッドデッキに日陰を作る

取り付け方法は簡単で、塩ビパイプをラティスで作った柵にステンレス製の針金で固定し、そこにパラソルを差し込むだけでOK。

でね、上の写真と比べてほしいんですけど、パラソルの設置場所を2箇所作ったんです。

ウッドデッキのパラソルの位置を2箇所作った

そうする事によって、朝と昼で太陽の位置が変わってしまっても、ほしいところに影を作り出すことができます。

UVシートを使った簡易屋根

最近は、大きなUVシートを使って夏場だけ簡易屋根を付けています。

ウッドデッキをビニールシートで日除け

普通のブルーシートだと日光が通ってきますが、#4000ぐらいの厚みのUVシートであれば、日差しを遮るのに十分ですし、雨の日でも子供たちがウッドデッキや庭に出て遊ぶことができます。

ウッドデッキと庭が子供部屋になってます(笑)

この他にも太陽の日差しを遮るには、カフェなどでよく見かけるオーニングなどを取り付けてもいいと思います。

オーニングテントで雨除けができる

>>【格安2万円台】本格的なオーニングをDIY取り付けする方法

ウッドデッキに水場を追加

ウッドデッキに作った水場

我が家のウッドデッキに、水場を追加設置しました。

ちょっとした工夫ですが、これのおかげで暑い夏でも子どもたちはウッドデッキで勝手に水遊びができます。

部屋の入口に足ふきマット

あとは、ウッドデッキから家に入るところに足ふきを置いておけば、庭で泥だらけになった足をそこできれいに洗ってから家の中に入ってくるという流れを作ることができました。

縁台手作りウッドデッキの実際の耐久性

この簡易ウッドデッキを取り付けてから約4年が経ちました。

野ざらしにされて色あせし、子供達が遊ぶことによって過酷な耐久試験にかけられ、このウッドデッキにも少しづついたみが見えてきました。

ホームセンターで売られている木製のラティスでウッドデッキの柵に

誰かがぶつかった時にでも外れたのでしょうか、手すりとして使っていたラティスの斜めの板が一枚外れていました。

これは木工用ボンドを使って修理できたので、そのまま使っていきます。

ウッドデッキが割れる

ウッドデッキの一部の板に割れを発見!!

というのは嘘で、私が日曜大工をしている時に、金槌で壊してしまったところです。

ささくれが足に刺さらないように少しやすりで削って、そのまま使っています。

こんな感じでウッドデッキは多少傷んできましたが、腐ってきているところはないので、制作から4年目の段階ではまだまだ使えそうでした。

でも、制作から6年が経過するとさすがにあちこち傷みが激しくなってきたため、ウッドデッキを解体して塗装し直し、ウッドフェンスに作り変えました。

こうやって最後まで材料として再利用できるのもDIYの醍醐味ですね。

最後に一言

今回は、半日で作れる簡単手作りウッドデッキ(予算4万円)についてお話ししました。

業者に頼めば十数万円のウッドデッキが、あなたの労力一日分と約4万円の費用で完成することができます。

DIYは、まずやってみることが大切です。

ちょっと難しそうだな~って思ってあきらめたら、楽しいウッドデッキライフはなかなか実現しません・・・。

妻や子供から聞いたことですが、自分には出来ないことをしている父親の姿を見て「お父さんってすごいなぁ」って思ったりするそうです。

失敗しても大丈夫!

何度もやり直せば、必ず完成しますから。

是非挑戦してみてくださいね。

それでは!

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