長年使い続けてきたこのブーツの靴底ソール部分が剥がれてしまいました。
このようにブーツのかかと部分は経年劣化によって、製造時に塗られていた接着剤の接着力が徐々に弱まっていき、最終的にはこのような感じで剥がれてきてしまいます。
こうなってしまったら新しいブーツを購入してそれに履き替えるのが普通かもしれませんが、我が家の家計にはそのような余裕はありません。
「どうにかして、ソール部分を元通りに貼り付けられる方法はないのだろうか?」
真っ先に思い浮かんだのが、アロンアルファなどの瞬間接着剤でソールをくっつけてみるという方法でしたが、その方法は以前に試したことがあり、2~3日ほどでまた剥がれてきてしまう結果でした。
それを踏まえて今回は、靴底などに使える専用の接着剤(ホームセンターで600円ぐらいで購入可能)を使って靴底を修理してみたところ靴底はしっかりと接着され、接着から半年経過後もまだちゃんとくっついています。
今回はこの靴底の接着にも使える専用の接着剤を使って、靴底を修理補修する方法について詳しくお話していきます。
靴底の修理で必要なものについて
まずはじめに靴底の修理で必要なものについてお話していきます。
接着剤
今回靴底の修理に使ったのはScotchのスーパー多用途超強力接着剤ブラックというものです。
以前、瞬間接着剤を使って靴底を接着したことが合ったのですが、靴底は歩く毎にグネグネと曲がるため、カチコチに固まるような瞬間接着剤では一旦は接着できるものの、またすぐに剥がれてきてしまいます。
ですので、靴底のソールが剥がれてきてしまった場合は少し高いですが、このような靴底専用の接着剤(ホームセンターで600円ぐらいのもの)を購入するのがいいと思います。
ビニールテープ
ビニールテープは、接着剤を塗布した後に完全に乾くまでの間固定しておくために使います。
セロテープやガムテープ(布)などでもOKですので、身近にあるテープを用意しておきましょう。
具体的な靴底の修理方法について
ここからは、具体的な靴底の修理方法についてお話していきます。
まず、靴底の剥がれてしまったかかと面に先ほど紹介した接着剤を塗布していきます。
この接着剤はかなり硬めのものなので、最初なかなか接着剤が出てこず困りましたが、思いっきり力を入れてやるとちゃんと塗ることができました。
このような感じでできるだけ広範囲に、少し厚みを持たすイメージで接着剤を塗りつけます。
数分このままの状態を保持した後、かかとをグゥっとブーツ本体に押さえつけて接着します。
このような感じで少し接着剤がはみ出てきますが、そのような場合はティッシュなどを使って拭き取っておきましょう。
そして、ビニールテープなどでブーツ本体とソールをぐるぐる巻きにして固定していきます。
あとはこの状態で24時間程度乾燥させれば、ブーツのかかと剥がれ修理は完了です。
最後に一言
今回は、【ブーツの修理】剥がれた靴底(かかと)を接着剤で補修する方法についてお話しました。
実はこのブーツ、モトクロス用のブーツなのでかなりハードな使い方をしているのですが、それでもソールを接着してから半年後もちゃんと接着された状態を保っています。
このように、ブーツのかかと修理は接着剤選びが大切で、一般的なカチコチに固まってしまう安物の接着剤は耐久性がありませんので、少し高くなってしまいますが靴のソール修理に対応した接着剤の購入をお勧めします。
是非参考にしてみてくださいね。
それでは!