【初心者向け】ガスバーナーでアルミを溶接(ロウ付け)する方法

アルミパーツの修復その1

まずは、こちらのヒビの入ったアルミパーツの修復の様子からお話していきます。

レンタルで借りてきた電動サンダーを使って、ヒビの入った部分をざっくりと削り取ります。

アルミパーツがヒビ割れ

電動サンダーでアルミパーツのヒビ部を削り取る

アルミパーツを削ったところ

本来であれば、ヒビの部分を完全に削り取ってしまうところなのですが、今回は簡易的に補修するためにヒビの外側だけ削り取って、ロウ付けのときにロウが流れていきにくくしてみました。

後は、普通のガスバーナーで溶接したいところをあぶって、ロウ付け棒をちょいちょいっと付けていけば、こんな感じでロウを盛ることができます。

ガスバーナーで自分で簡単にアルミ溶接する方法

ガスバーナーで金属パーツをあぶる

アルミパーツをガスバーナーでロウ付け(溶接)したところ

後は、先ほどの電動サンダーを使って、アルミパーツの形を整えれば修復完了です。

サンダーで削ってアルミロウ付け完了

アルミパーツの溶接部を電動サンダーで整えたところ

実際に修復箇所をサンダーで削ってみると分かるのですが、元のアルミパーツより接合部分のほうが若干硬くなっていて、先程のページで紹介した動画の中にあった、接合部の強度が高いという意味がよくわかりました。

アルミパーツの修復その2

続いては、モトクロスのアルミホイールリムを修復した時の様子を紹介していきます。

モトクロスのアルミリムにヒビ割れ

まず、アルミリムのヒビが入ってしまっている部分を電動サンダーで完全に削り取っていきます。

電動サンダーでアルミホイールのクラック部を削り取る

次は、先ほどのアルミパーツの時と同じように、ガスバーナーを使って溶接部を加熱し、ロウ付け棒を溶かしていきます。

ガスバーナーでアルミを溶接しているところ

先ほどの小さなアルミパーツと違って、こちらのホイールはパーツ自体が大きいため、結構しっかりとあぶってあげないと、ロウが溶け出し始めませんでした。

でも、最終的には一般的なガスバーナーでこのようにロウを盛ることができましたのでOKとしましょう。

アルミホイールにロウを漏ったところ

後は、先ほどと同じように、電動サンダーでロウ付け部を削り取ればパーツ補修の完了です。

電動サンダーでアルミホイールの溶接部を整える

アルミホイールをDIY溶接した後

電動サンダーで仕上げたので超荒削りですが、中古で購入したモトクロス(レーサー)でドロドロの場所でしか使う予定がないので、これでOKとします。

ちなみに、先ほどお話したとおり、このHTS2000を使ってロウ付けした場所にはアルマイト加工ができませんので、きれいに整形しても最終的に色を合わせることはできませんので、ご注意を・・・。

アルミパーツの修復その3

モトクロスバイク以外にも、レーシングカートのアルミ製アンダーパネルのロウ付け修理も行ってみました。

レーシングカートのアンダーパネル割れ修理

アルミ製のパネルは使い古されて、こんな感じでねじの取り付け部などでクラックが入ってしまっていました。

アルミパネルのクラック割れ

こちらもサンダーで割れた面をV字型に整えて、そこをガスバーナーとロウ材で溶接していきます。

サンダーで割れた部分を削り取る

ガスバーナーとロウ材でアルミを修理

アルミパネルの修復後

アルミのロウ材がねじ穴を少しふさいでしまいましたので、電動ドリルで穴を広げてやってフロアパネルの修理は完了です。

溶接修理後のアルミフロアパネル

最後に一言

今回は、【ガスバーナーで簡単】自分でアルミを溶接(ロウ付け)する方法についてお話しました。

実際にやってみるとわかるのですが、本当にフラックス無しのガスバーナーだけでアルミロウ付けができるので、とても感動しました。

アルミ溶接(ロウ付け)ができるHTS2000というロウ付け棒

今回使ったアルミのロウ付け棒「HTS2000」は少し高価(約17本、4000円程度)ではありますが、今後、アルミパーツを自分でロウ付けして直すことができるとなれば、簡単に元を取ることはできそうです。

これまでアルミパーツの補修をあきらめていた人がいたら、ぜひこのロウ付け棒でアルミパーツの補修にチャレンジしてみてくださいね。

それでは!